次世代に、ブルーオーシャンを残すため、いま国境を超えた活動が求められています。そこで、われわれを以下の活動を行動に移します。このため、多くの方々や企業、NGO、自治体、個人や組織の参加を呼びかけます。
1)プラスチック海洋汚染の解決を
毎年800万トンを超えるプラスチックが海洋に放出され、あるものは深海に沈み、あるものは分解を受けてマイクロプラスチックになって海洋を漂い、生態系や生物に影響を与えています。そこで陸上においては、プラスチックを回収し、リサイクルやリデュース、リユーズを進めることが必要です。海洋においては、すでに放出されたプラスチックを回収することも必要です。それぞれの地域のクリーンアップ活動連携に加えて、地中海クリーンアップ作戦、ハワイ沖クリーンアップ作戦などを企画します。
2)ブルーイノベーションの普及
このためには、持続可能な世界を目指すブルーイノベーションの創出し、普及をよびかけます。ビジネス界・各会社に呼びかけ、イノベーションの創出を加速させ、またその普及・社会実装を目指し、ビジネスを通じたソルーションの提供と普及による問題解決を目指します。
3)ポリマ号によるブルー・オデッセイの周航と活動
今世界は、コロナで分断されています。しかし、2021年の秋からポリマ号が日本を出航し、世界を廻り、プラスチック海洋汚染の防止、ブルーイノベーションの創出普及キャンペーンなどを目指す「ブルー・オデッセイ」を実施します。また2025年の大阪・関西万博の共創チャレンジャーとして、その理念を普及し万博への参加をよびかけます
4)2025年大阪・関西万博での「ブルーオーシャンパビリオン」を企画
2025年大阪・関西万博において ①プラスチック海洋汚染の防止 ②海の持続的活用 ③ブルーイノベーションの普及 ④次世代を鼓舞し参画を促す などを目的に、ブルーオーシャンパビリオンの建設・運営を目指します。パビリオンの設計は、2000年のハノーバー万博日本館を設計した建築家の坂茂氏が担当します。詳細は、2022年の初期に、万博協会に当パビリオン計画が採択されれば発表致します。
5)ブルーオーシャン財団の設立と運営
ブルーオーシャンの運動を続けるため、ブルーオーシャン財団を設立し、多くの方々の持続的な参画と活動ができることを目指します。
これらのプロジェクトが実現して、少しでもきれいで持続可能な海が次世代に手渡すことができるよう多くの方々の参画を目指します。よろしくお願いします。